果てしない学びの道を一歩ずつ歩いていく

本当にやりたい事を仕事にできるのはごく少数のラッキーな人だけ。
叶うかどうかもわからない夢に向かって努力するなんて無駄な事はしないで、仕事は仕事と割り切ったほうが楽に生きられる。
そう考えて「そんなに嫌じゃない」仕事を消去法で選びながら楽しくやってきたつもりでしたが、頭で考えるよりも自分のカラダは正直だったようです。

原因のわからないちょっとした不調が続くようになり、こんな調子でこれから先いったいどれだけ働き続けられるのか、考えると不安になりました。何かを始めなくては。これから一生かけて学び、その全てが技となって世の中に活かせる、そんな仕事がしたい。始めるなら今しかない。ホメオパシーについて知ったのは、そんな思いで模索していた時でした。

また周りを見ると、同じようにどこか調子が悪い人が本当に多い事に気付いていました。
自分の不調は一体どこから来るのか、なぜ楽しく健康にやっていきたい人達を邪魔するように「病」があるのか。ホメオパシーはそれに対する答えのように、希望に満ちたものに映りました。

ハーネマンアカデミーに入学して感じたことは、ホメオパシーを勉強するという事は、想像していたものとは全く違うということでした。
授業の時だけでなくクラスメイトと話していても、普段何気なく生活していてもゴッツンと頭を小突かれて目が覚めたような気持ちになることがよくあります。自分を取り巻く世界について、今までの考え方というのは実は全部違っていて、もう一度赤ん坊に戻ったような気持ちで、自分の周りにあるものから1つずつ手にとってちゃんと確かめてみないといけないんだと感じました。その果てしなさは絶望的にも思えましたが、ハーネマンアカデミーという暖かい懐の中、焦らず地道に進んでいけばきっと大丈夫、という安心感も同時にありました。そもそも、一生涯かけて学ぼうと思って私は一歩踏み出したんですから。

3年次からは、講師のスーパーバイズの下で実際にクライアントのケースを取らせていただく実習があります。一人の人間であるクライアントに対面し、悩んだり喜んだり、「生きている」という事の凄さになんだか感動したりしながら、ホメオパシーの持つ可能性に改めて気付かされるような、得がたい経験にワクワクしました。
この春で4年間の課程を終えましたが、目の前にある果てしない道のりをいよいよ歩き出すのだ、と感じています。ここからスタートです。