学長ブログ
予防接種の問題・家族の問題
2024-09-12
さて、予防の話ですが、まずはいわゆる予防接種の話を致しましょう。
予防接種
ホメオパシーによる予防
概略的なことだけ、結論的なことだけお話いたします。まず、ホメオパシーレメディを適切に使うことによって、「予防接種」と呼ばれるものと同等以上のことが・・・まあ本音を言うと遥かに優れたことができます。やり方はいくつかありますけれども、ひとつはいわゆる「根本体質的なレメディ」を摂ることによって、その人があらゆる病気から非常にかかりにくくなります。病気というものは病原菌があれば自動的に病気になるわけじゃない。今ここにもいろんな病原菌はうようよしているんです。たとえば結核菌があるとします。同じところにいても結核になる人とならない人がいる。だから結核菌が自動的に結核を起こすわけではなく、もっと根本的なところに本当の原因があるわけです。
例えば寒いとすぐ風邪を引く人がいますが、寒さが自動的に風邪を起こすわけではない。寒くてもぜんぜん風邪を引かない人もいます。難しく言うとその人の「存在のあり方」と言いますが、人はまん丸ではなく強いところ弱いところがあり凸凹なわけです。その病気と縁を持っているような凸凹にちょうど病気が当てはまってしまって、病気になるわけです。ですからそのような病気とか病原菌と縁を持ちにくくなるように、より丸くなるように凸凹を減らしていく、これが一番正しい予防なんです。じゃあ、いろんな病気が流行っている時はどうするか。そうした時に、いろんな病気に対する罹った時のレメディがありますが、たとえば大流行している時にはその治療薬をあらかじめ飲むと、その病気に非常に罹りにくくなります。これは予防接種をうつよりも、ずっと確実にその病気に罹りにくくなります。
予防接種の問題点
予防接種の話を多少しますと、予防接種というものにはその言葉が持つほどの力は残念ながらありません。結論だけ申します。予防接種をうてば本当にその病気にならないのかというと、実際にはそうではないです。予防接種によるいろんな副作用があります。残念ながら亡くなってしまったとか、うった途端に左腕がまったく動かなくなってしまったとかね。これは強制的な介入ですから、強制的というとまだ言葉が柔らかいですが暴力的な介入ですから、非常にそれによる問題はたくさんあるわけですけれども、なにより、それは予防の確実な方法ではないのです。
もうひとつ、予防接種をすると何が起こるかというと、ワクチンは特定の病気になりにくくします。絶対にならないというわけではまったく無いけれど、確かになりにくくはします。しかしその時に体の免疫機能というものが、その特定の病気にならないように全部集中してしまうんです。その結果、トータル的には逆にほかの病気になりやすくなる。全体としての健康状態がアンバランスになって損なわれるということなんですね。ですから全体の生命エネルギーはかえって弱ってくるということがあるんです。
そして、実はもっとはるかに大きな問題があるのですが、問題は大きすぎるので(笑)ちょっとだけお話ししましょう。
実は「予防」と「備え」は真逆である!
予防というと、「備えあれば憂いなし」という諺が思い浮かぶと思いますが、実は「予防」と「備え」とはむしろ真逆なのです。「予防」というのは「予め防ぐ」と書きますが、これは「恐怖」から始まります。これだけは避けたい、という恐怖から、あらゆるものを犠牲にしてもそれだけは避けたい、最悪を避けたいという気持ちから始まるのです。
それに対して「備え」というのは対照的です。何があっても大丈夫な状態になる、というのが「備え」の本質です。つまり恐怖から身構えて予防線を張っているのではなく、大らかに構えて、横綱相撲のように、「何があっても大丈夫」なように心身を万全な状態にしている、ということです。
予防の場合、「もし○○になったら」と考えますが、確かに文法的には「仮定形」ですが、恐怖から始まっているのでいつの間にかそれは「前提」になっているのです。それが前提なので、何が何でもぶっ潰そう!という状態になってしまうということなのです。少し極端な例えですが、愛娘が「悪い虫」に引っかからないようにしようと思うあまり一生家から出さない!(笑)、とします。確かに「悪い虫」には引っかからないかもしれませんが、「良い虫」にも引っかかりませんね。(笑)。つまり恐怖のあまり娘の一生を台無しにする、ということになってしまいます。実はこのようなケースが非常に多いのです。
まあこの問題は根本的な世界観の問題でもあるので、今日はこれくらいにします。
家族の問題
家族の問題はとても難しいことのひとつなんです。なぜかというと、家族とか付き合い、いろんな人間関係の問題というのは自分自身もその問題の一員だからなんです。我々は「あの人がこうだから、家は(会社は)こんなふうになるんだ」と、どうしても考えがちなんですけど、本当はそんなことないんです。自分もまたその問題の一員なんです。そこをよく忘れがちで、「あの人を良くするレメディはありませんか」とかね、何か病原菌を退治するみたいにね、その人さえ変えればすべてはうまくいくと思いがちなんですけど、本当は自分自身がすべて関係しているんです。
家族の問題については、一番良い方法というのは、誰が悪いというのではなく自分もその循環の一員なので、自分が変わるだけでいろんなことが変わってくることなんです。だから自分を変えないで他人を変えようということではなくて、まず自分が変わったら知らない間にその人も変わってきます。
たとえば、姑と問題があるとします。当然いつもその人のことが気になってますよね。険悪になったにしても、知らんぷりするにしても、その人の意一挙手一投足がものすごく気になりますよね。もし姑さんが自分に対して優しく微笑みかけてきて、優しい言葉をかけてくれた場合と、あいかわらずツンツンした場合とでは、自分の中に起こることは同じですか? 違いますよね。たとえすぐには優しく対応できないとしても、自分の中に何かが起こるはずです。
同様に、自分が変わったら、相手に瞬間的に何かが起こるはずなんです。その瞬間には感じられなくても、それが起こり続けるうちになんだか変わっていくはずです。これには例外はあり得ない。完全な因果関係というものがあるわけなんです。自分のあり方が、自分に何が起こるかということをすべて決定しているんです。
以上で通常の「医療的ホメオパシー」のお話しを終わります。
さて、ここからが問題です・・・
いよいよ「爆弾発言」です・・・
といっても、とても静かな爆弾です(笑)
明日からをお楽しみに・・・
※講演会や急なセッションなどで、お電話を取れない場合もございます。その際は、お手数ですが、留守番電話の方に、お名前とご用件をお話ください。24時間以内に折り返しお電話させていただきます。