学生生活

過去に在籍した生徒の声

東京 11期

荒井 千恵さん

幼なじみからホメオパシーという言葉を聞いてから4年、軽い気持ちでセルフメディケーションコースに参加をして、初日の永松先生のお話を聞いた時に感動と衝撃を受けて「これだ!!」と思ってから3年になります。看護師の仕事で日々の業務に追われ、これって本当に患者さんのためにしている事なのか、一生この仕事をしていくのかと疑問を感じ、仕事を辞めて今後何をしていったら良いのかと不安な毎日を送っていた頃でした。

 

ホメオパシーに出会ってからは、聞く事、見る事、全てが「へぇ~!!」と言葉では上手く表現出来ませんが、とにかく目がキラキラ輝くような、ワクワクするようなそんな感じで、何をやっても続かない、新しい事を始められない私が、自然とディプロマコースに入学していました。

 

毎回、初日のようなワクワク感、新しい事を吸収する喜びを感じます。一つの物、それが植物・鉱物・動物・人間、何であれ、今までは通り過ぎて気付きもしなかった事に興味をもって見るようになった。と言うか、興味を持たずにはいられないといったようになり、世の中こんなに楽しいんだ、深いんだ、というような発見があって、今は生きている充実感を感じます。永松先生の解説する数学の数式だけを見ると条件反射で気分が重くなりますが、解説を聞くと、とても人間的で愛おしいものに見えてきます。もう、縁を切ったはずの元素周期表もホメオパシーでは興味津々、是非仲良くしていただきたいといった感じです。

また、今まで体験してきた事、全てが活かされるのがホメオパシーであり、全てに通じるのがホメオパシーであり、ホメオパシーの包容力の大きさを感じます。

 

その一方で、ホメオパシーを本質で理解し、実践していく事、偏見なく「人」をみる事の難しさを痛感しています。何よりも自分と向き合っていく事の難しさ・辛さを感じています。「人をみるためには自分を通してでしかみる事はできない」

今まで、一番一緒にいる自分をどれだけ見てこなかったのか、自分だと思っていた事・考えが本当に自分なのか、何が自分??と混乱しています。また、見たくなかった、見ようとしていなかった自分にも気付いたり…。「自分」を知り、受け入れるという事がこんなにも困難なのかと感じています。

 

授業で、生徒一人一人の近況や感じた事・思った事などを発言していく場があり、その中で私は先生方に「悩んで下さい」と何度か言われた事があります。でも、私はそう言われて「あぁ、悩んでて良いんだ」と、とても安心しました。

一つ一つ、自分の中で解決したり、分かる事ができるのだろう、その時は本当の意味で理解した事がスッーと自分の中に入ってきて、それまでの自分ではいられなくなる、そんな新しい自分になっていくのだろうと、このまま悩んで悩む事を楽しんでいこうと思えます。

 

また、そういった考え、思いを同期と話したり、昨年度は公開セミナーのパネル作りを通して先輩・後輩の皆さんと交流する場ができ、同じ志をもった仲間との交流は私にとってはとても多くの事を収穫する事ができました。今後もそういった場を作って交流していけたら良いなと思います。今、やりたい事が分からない、見つからないという人が多い中、私は看護という職業とホメオパシーに出会えて本当に幸せだなと思っています。

 

最近、友達から「ホメオパシーの話をしている時、ものすごい生き生きしているね」と言われます。私を生き生きさせてくれて、時には苦しみを味わい、刺激を与え、様々な知識や喜びや楽しさを教えてくれて…とホメオパシーの事を考えていると、一生離れる事のできない最良のパートナーだなと思います。これから日本に浸透して発展していくだろうホメオパシーと共に、私自身の成長も楽しみにしていきたいと思います。

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