学生生活
国際セミナー
第8回ジェレミー・シェアー先生
- 開催日:
- 2005年11月23日(金・祝)~25日(日)
- 会場:
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講義は、200年前にホメオパシーを体系づけたサミュエル・ハーネマンの著した「オルガノン(Organon)」の第9章の解説から始まりました。人間の「真に健康な状態」とはどのような状態か…。この第9章こそは、ホメオパシーを学ぶ者すべてにとっての出発点であり、また最終的に目指す目的地でもあります。
その後、Sherr先生が実際にプルービングされた「白鳥」「チョコレート」「ヘリウム」などのレメディーが、豊かな症例・興味深いエピソードとともに解説されました。それぞれのレメディーの持つエッセンスが、プルーバーやクライアントの直接的な言葉あるいはメタファー(隠喩)を通じて次々と明らかになるさまは、非常に感動的でした。
ヘブライの文化、ヨーロッパの文化にくわえて中国医学にも造詣の深い先生らしく、随所にユダヤ教の教え、ギリシャ神話、五行配当表や道教の一節・陰陽のシンボルや禅の解釈をちりばめた講義は、頭だけでなく魂や身体の細胞ひとつひとつに訴えてくるようでした。
また、Sherr先生ご自身が学長をお務めになるDynamis Schoolの講義形態に則った、先生とともに作り上げる講義の楽しさも、あわせて味わっていただけたのではないでしょうか。
ご参加の皆様にとりましてこの4日間が、より深いホメオパシーへのご理解へとつながる一助となりましたら、とても嬉しく思います。
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